第134回 天皇賞 秋（2006年）

10/29 東京 芝2000ｍ 3歳上 牡・牝　17頭

評価 馬名，騎手名 良い要素／悪い要素 △ ダンスインザムード 北村宏 牝5　美浦・藤沢和 ○ 桜花賞，ヴィクトリアMとG1 2勝。天皇賞（秋）も2,3着と好走。前走毎日王冠見せ場あるクビ差2着。今年東京1・1・0・1と好成績。 × 牡馬混合オープンでは1着なし。前走は接触してカッとなり早め抜け出して最後2着。気性と脚質のせいか、成績があまり安定しない。 △ スイープトウショウ 池添 牝5　栗東・鶴留 ○ 秋華賞，宝塚記念，エリザベス女王杯とG1 3勝。上がり早く、牡馬に混じっても遜色なし。前走京都大賞典もスローを突きぬけ1着。 × 前走長期休み明けを上がり32.8秒の反動はないか。左回り＆東京未勝利。切れで勝負のタイプだが、今年もペース上がりそうになく、雨も心配。 △ コスモバルク 五十嵐冬 牡5　北海・田部和 ○ 今年シンガポール航空国際C1着。2年前のJC2着と東京は問題なし。前走オールカマーは59kgで折り合い、差して2着と新境地。重もOK。 × 国内のG1は勝ちきれない。今年の宝塚記念先行して1.8秒差8着に大敗。オールカマーはレベル今ひとつでどうか。 △ ダイワメジャー 安藤 牡5　美浦・上原 ○ 皐月賞など重賞4勝。前走毎日王冠は先行してゴール前差し返して1着。苦手(?)の左回り克服。のど鳴りで雨もよい。 × 1600〜1800mがベストの感じ。東京の2000mはやや長いか。前走は勝ったが、左回りは不安定。 ？ アドマイヤムーン 武豊 牡3　栗東・松田博 ○ 重賞4勝。皐月賞は1番人気。前走札幌記念は後方から上がり33.5で1馬身差1着。差し脚よく1800〜2000mがベスト。札幌記念組みも天皇賞(秋)と相性が良い。 × G1は2戦とも着外と勝負弱いイメージ。札幌記念はタイム平凡でレベルはどうか。切れるタイプで、雨は不安。 ？ スウィフトカレント 横山典 牡5　栗東・森 ○ 今年日経新春杯アタマ差2着。小倉記念後方から差して1着。新潟記念，オールカマーも差なく、本格化のイメージ。末脚よく騎手ともあう。 × 重賞はG3の1勝のみで、実績不足。近2走も差しきれず、勝ちきれないイメージ。ペースが早くならず、追い込み脚質は不利。 ？ インティライミ 佐藤哲 牡4　栗東・佐々木晶 ○ 昨年京都新聞杯1着のあと、ダービー先行して2着。先行力あり、末脚もしっかり。前走京都大賞典1番人気（7着）。 × 前走スローを先行しながら7着（3 1/4差）。休み明けとはいえ、負けすぎの感じ。ダービー以降順調さを欠いて、連対なし。

逃げ馬不在で、先行馬少なく、有力馬に差しタイプが多いので、あまり早くはならない。展開的には、先行・差し有利。さらに雨が降ると、末脚勝負のタイプは厳しい。

独自の消去法による生き残り馬は下記のとおり。（）は可能性あり。 アサクサデンエン、ダンスインザムード、スイープトウショウ、コスモバルク、ダイワメジャー、アドマイヤムーン

◎ ダンスインザムード 天皇賞（秋）は実績があり、前走も力負けではない。馬場悪化も問題なし。 ○ コスモバルク シンガポールで勝ったあと充実。馬場も問題なく、展開も向きそう。 ▲ ダイワメジャー 東京にまだ不安はあるが、外枠でスローが見込め、雨も味方しそう。 △ スイープトウショウ 東京に不安があり、また切れ勝負のタイプで、雨はマイナス。 アドマイヤムーン G1では勝負弱いのが気になる。成長はしたが。切れ勝負のタイプでどうか。 スウィフトカレント 今年本格化。近2走負けてはいるが差はなく、可能性はある。 インティライミ 4歳世代では、ディープインパクトに次ぐ実績に期待。