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第43回 弥生賞(2006年)

3/5 中山 芝2000m 晴・良 10頭


状況
朝日杯の上位馬(2着スーパーホーネット)と、ラジオたんぱ杯の上位2頭の対決ということで、両レースの力差を測る絶好の場となった。フサイチリシャールを共同通信杯で破ったアドマイヤムーン、そしてサクラメガワンダーはラジオたんぱ杯で3着以下を突き放しており、また朝日杯もレコード決着でかつ京成杯を勝つジャリスコライトを破っている点からも、現時点で3歳上位の3頭であることは間違いない。
ただしサクラメガワンダーとスーパーホーネットは休み明け、またスーパーホーネットは1600mまでしか実績がないという点からも、アドマイヤムーンが人気になるのは仕方ないところ。また持ったままで坂を上ってきた前走の共同通信杯での強さは、印象に残った。
人気
  1. アドマイヤムーン:前走共同通信杯は、坂の途中までもったままで、余裕の差しきり。力が一枚上の印象。
  2. サクラメガワンダー:アドマイヤムーンが休み明けとはいえ、前走ラジオたんぱ杯ではハナ差で破っている。調教もよかった。
  3. スーパーホーネット:朝日杯FS後方から差してきてフサイチリシャールのクビ差2着。距離の不安が若干ある。
  4. ナイトレセプション:同距離の500万下葉牡丹賞をレコード勝ち。ただし開幕週で芝がよかったのも事実。
  5. ディープエアー:札幌2歳Sでアドマイヤムーンと差のない2着。重賞でも堅実に上位争い。
パドック
パドックはアドマイヤムーンが一番よいが、まだ集中できていない感じ。成長するともっとよくなりそう。サクラメガワンダー悪くないが、休みあけのせいか、今ひとつ。スーパーホネットもちょっとおとなし過ぎるか。
レース
スタートは横一線も、すぐにアドマイヤムーンとサクラメガワンダーが下げ、人気薄の馬が前へ。サクラメガワンダーは行き脚が今ひとつで、1コーナーを離れた最後方で回る。1000mが61.4でスローペース。
3コーナー過ぎで外からサクラメガワンダーとつれてアドマイヤムーンが仕掛けて一気にペースアップ。4コーナーは一まとまりで回るが、外からアドマイヤムーン、中からグロリアスウィークがのびる。最後はアドマイヤムーンがぐっと一伸びしてゴール。
サクラメガワンダーは4コーナー手前の上がっていくところから、行き脚今ひとつで、直線もじりじりとしかのびず。いちかばちかで内を着いた内田博のディープエアーをハナ差かわせず。
来年へのヒント
アドマイヤムーンは、とりあえず3歳牡馬ではNo.1をアピール。エンドスウィープ産駒だが母父SSで、2400も何とかなるか。坂上がって伸びたが、途中は2着馬とせっており、まだ本気ではないのか?
グロリアスウィークは成長と距離伸びてよさがでた感じ。合わせ馬の形でよく伸びており、フロックではなさそう。
サクラメガワンダーは休み明けもあるが、意外と反応が悪い。ラジオたんぱ杯も足元をすくった感じで、力的にはやや劣るか。スーパーホーネットは最後たれたのはやはり距離か。ディープエアーは鞍上の好騎乗という感じで、力的には疑問。
スローにもかかわらず、上位馬はすべて後ろから来ており、6着以下の馬はクラシックからは脱落の印象。
着順
着順 枠番 馬番 馬名 騎手名 タイム
着差
人気
1 2 2 アドマイヤムーン 武豊 2.01.5 1
2 3 3 グロリアスウィーク 柴田善 1/2馬身 6
3 7 7 ディープエアー 内田博 3馬身 5
4 1 1 サクラメガワンダー 安藤 ハナ 2
5 4 8 スーパーホーネット 四位 クビ 3
払い戻し金
単勝 2
160円(1番人気)
複勝 2
120円(1番人気)
3
660円(7番人気)
7
550円(5番人気)
枠連 2-3
3,160円(7番人気)
馬連 2-3
3,620円(8番人気)
馬単 2-3
4,740円(13番人気)
3連複 2-3-7
17,160円(29番人気)
3連単 2-3-7
66,970円(99番人気)
ワイド 2-3
1,120円(9番人気)
2-7
990円(7番人気)
3-7
6,610円(33番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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