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第54回 京都新聞杯(2006年)

5/6 京都 芝2200m 晴・良 10頭


状況
西からのダービー東上最終便と言われ、2着までに入れば賞金的に出走の可能性が膨らむ。
骨折で5ヶ月休んだが、3連勝でデイリー杯,京都2歳を制した素質馬マルカシェンクが復帰。本番を前にどれだけの末脚を見せるかに期待が集まる。また2連勝で前走中山の芝2200m500万下山吹賞を逃げて圧勝した、松田博厩舎のアエローザとの一騎打ちが期待され、どちらが無敗でダービーに向かうかが焦点となった。
人気
  1. マルカシェンク:3戦全勝でデイリー杯の末脚は見事。当時からクラシック最有力候補といわれ、その期待が休み明けにもかかわらず、人気に現れた。
  2. アエローザ:2000m,2200mを2戦2勝で、前走0.6秒離す圧勝。厩舎の勢いもあり、順調さも買われて、2強ムード。
  3. トーホウアラン:2戦目のセントポーリア賞を0.6秒差で圧勝。前走スプリングS10着大敗が嫌われて、人気が落ちる。
  4. テューダーローズ:ローズバドの全弟というバラ一族の良血馬。前走芝2000mの500万下クビ差2着に差してきて、期待が膨らむ。
  5. マイネルポライト:芝2・1・1・1と安定。
パドック
トーホウアランゆったり歩いていて馬体もよく、全体の印象はよい。
アエローザ落ち着いていて良い感じ。もう少し力強さがあればさらによい。
マルカシェンクときどきちゃかつき、やや物足りない感じもするが、悪くはない。
あとはアペリティフが比較的よく見せる。
レース
マルカシェンクがスタートでやや立ち遅れて後方から。トーホウアランにセレスケイがからみ、2頭で先行。中団にアペリティフ,マイネルポライト。アエローザはいつもより後方で、マルカシェンクはそれをマークするように最後から2頭め。
1000m62.8秒とかなりのスローペースになる。4コーナー手前で外からアエローザ、マルカシェンクが仕掛けるが、1テンポ早く内の先頭でトーホウアランがスパートし、先行馬もそれに続く。アエローザ、マルカシェンクが外から鋭く迫ろうとするが、道中がスローだったこともあり、先行勢との差がなかなかつまらない。
結局レースの上がりが33.5と上がりの勝負になって前が止まらず、後方からいったアエローザ,マルカシェンクは3,4着に惜敗。先行した馬がそのまま入線する形となった。
アエローザはキャリア不足、マルカシェンクは休み明けの影響があったか。懸命に追ったが差はなかなか詰まらず。互いに牽制しあって、いつもより位置取りが後ろ過ぎた感じもある。特にアエローザは先行したほうが、持ち味が生きそう。
先行馬はペースにも恵まれたが、内が伸びる馬場というのもよかった。
来年へのヒント
トーホウアランはスプリングSは惨敗したが、東京のセントポーリア賞を勝っており、父ダンスインザダークで距離伸びてよいことから、ダービーには向いていそう。ただし2着との着差も少なく、また展開にも恵まれたこともあり、ハーツクライ,インティライミほどのインパクトは感じられない。近2年は勝ち馬がダービーで2着だが、今年はどうか。
アペリティフも展開に恵まれたイメージで、力的にはどうか。
マルカシェンクは休み明けということもあり、反応は今ひとつ。変わり身は期待できるが、血統的にも距離伸びてよいタイプでもなさそうで、今回の走りを見る限りでは、ダービーでは疑問。
着順
着順 枠番 馬番 馬名 騎手名 タイム
着差
人気
1 5 5 トーホウアラン 藤田 2.14.8 3
2 1 1 アペリティフ 岩田 クビ 6
3 2 2 マイネルポライト 本田 3/4馬身 5
4 6 6 アエローザ 安藤 クビ 2
5 3 3 マルカシェンク 福永 1/2馬身 1
払い戻し金
単勝 5
1,410円(3番人気)
複勝 5
370円(4番人気)
1
480円(6番人気)
2
450円(5番人気)
枠連 1-5
8,420円(19番人気)
馬連 1-5
8,570円(19番人気)
馬単 5-1
16,290円(29番人気)
3連複 1-2-5
17,030円(31番人気)
3連単 5-1-2
133,600円(186番人気)
ワイド 1-5
2,090円(19番人気)
2-5
1,490円(13番人気)
1-2
1,690円(16番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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