ほぼ揃ったスターから、ゼロス、ディープブリランテが前へ。ワールドエースは抑えて後方、ゴールドシップは押すも反応悪く同じく後方。
ゼロスが逃げてトーセンホマレボシが続き、クラレント、ディープブリランテ、グランデッツァ、トリップ、フェノーメノなどが好位。中団にコスモオオゾラ、その後ろの外目にワールドエース、ゴールドシップなど。後方にアルフレード、ジャスタウェイなどで、離れて最後方がヒストリカル、スピルバーグ。かなり縦長となり、前2頭が飛ばして1000mは59.1と早いペース。
3コーナーから4コーナーは、ゼロスとトーセンホマレボシが3番手以下を10馬身ほど離して行き、後続も追いかけ始める。
直線に入ってトーセンホマレボシがゼロスに並びかけ、3番手はディープブリランテが上がって前を追う。さらにグランデッツァ、トリップが続き、馬場中央をフェノーメノが差してきて、その後ろからワールドエース、ゴールドシップも追い込んでくるが、残り300mを切っても前との差は6,7馬身ある。
残り300mでディープブリランテとトーセンホマレボシの先頭争いとなり、残り150mでディープブリランテが抜け出し先頭。外からフェノーメノが差してきて、残り100mを切って3番手からじりじり前に迫る。外をワールドエース、ゴールドシップも追い込んでくるが、まだ4,5馬身差ある。
残り50mを切って、先頭のディープブリランテと1馬身差で粘るトーセンホマレボシに一気に外からフェノーメノが迫り、最後はディープブリランテとフェノーメノが並んでゴール。ワールドエース、ゴールドシップはよく追い込んできたが、4,5着まで。
ディープブリランテは折り合いが懸念されたが、早めのペースで折り合い、好位追走から早めに抜け出して、フェノーメノの追撃をハナ差抑える。結果的に前に行ったのが正解で、34.5の上がりで粘って残った。
フェノーメノは好位から33.9で外を伸びて先頭に迫るがわずかに届かず、惜しい2着。
トーセンホマレボシは早めのペースを2番手で追走し最後までよく粘る。スタミナタイプを見抜いた好騎乗。
ワールドエース、ゴールドシップは、中団後方からともに33.8でよく追い込んできたが、直線入り口で2頭がぶつかるなどロスもあり届かず。前が止まらない馬場で、流れも向かなかった。 |