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第34回 ジャパンカップ(2014年)

11/30 東京 芝2400m 晴・良 18頭

 

海外の招待馬も交えて、芝2400mで争う中長距離No.1決定戦
今年は外国馬は大物が不在も、G1馬が12頭と豪華なメンバー。ジェンティルドンナの3連覇がかかるも、実力馬多数でオッズはかなり割れた
ほぼ1、2番人気のの信頼性は高く、5番人気までの馬同士で決まることが多いが、時々人気薄の好走もある
  1. ジェンティルドンナ(3.6倍):今年はドバイの1勝のみも前走の天皇賞(秋)2着で3連覇がかかる
  2. ハープスター(4.1倍):札幌記念を制し凱旋門賞日本馬最先着で、末脚活きる東京も合うか
  3. ジャスタウェイ(6.7倍):ドバイ圧勝で世界レーティング1位。実績のない距離が不安
  4. エピファネイア(8.9倍):昨年の菊花賞馬も今年は不振。復活あるか
  5. イスラボニータ(9.5倍):東京得意で天皇賞(秋)は3着と見せ場あり。安定感が魅力
    以下スピルバーグ(11.3倍)、デニムアンドルビー(13.0倍)、ワンアンドオンリー(14.3倍)、フェノーメノ(18.2倍)までが20倍以下

ジェンティルドンナ:ややテンション高めも、気合乗ってトモも力強く颯爽と歩く
ハープスター:落ち着いているが気合が乗っていてトモの踏み込みも力強い
ジャスタウェイ:落ち着いてトモの踏み込みもよいが、ややおとなしすぎるか
イスラボニータ:気合乗りよくクビを使って元気に歩く
エピファネイア:気合乗りよく外をキビキビと歩く。トモの歩幅はやや狭い
スピルバーグ:落ち着いていてトモも力強く堂々とした歩様

ほぼ揃ったスタートから、外のサトノシュレンがハナへ。タマモベストプレイやエピファネイア、アンコイルドも続く。それら先団の直後にジェンティルドンナ、さらに中団にイスラボニータ、ジャスタウェイがいて、その後方にワンアンドオンリー。ハープスター、フェノーメノが続き、やや離れた後方集団にはヒットザターゲット、スピルバーグなどで、最後方にデニムアンドルビー。
淀みのない流れで、1000mは59.6と近年では速い流れ。かなり縦長で、後方の4頭がやや離れた形で向こう正面を進む。

3コーナー手前から後方の馬が差を詰め一団となるも縦長で流れる。3コーナーから4コーナーにかけては、かなり馬群が詰まってくる。その中で中団にいたトレーディングレザーが故障して減速。
4コーナー手前でサトノシュレンの手ごたえがなくなりタマモベストプレイが先頭。各馬懸命に追う中、2,3番手で4コーナーを回ったエピファネイアは馬なりで先頭のタマモベストプレイに並びかけ、残り400mを切って追い出されると一気に伸びて先頭に立ち後続を引き離す。内のジェンティルドンナ、馬場中央のイスラボニータ、ジャスタウェイ、さらに外からワンアンドオンリー、ハープスターも懸命に前を追うが、エピファネイアは3馬身ほど抜けて先頭。

残り200mを切ってもエピファネイアは4馬身ほど差をつけて快調に飛ばし、2番手に馬場中央からジャスタウェイが上がる。内のジェンティルドンナやその外からスピルバーグ、さらに大外のハープスターなどもじりじり伸びるが、エピファネイアとの差は縮まらない。
残り100mを切ってもエピファネイアは2番手のジャスタウェイに4馬身差をつけて独走。3番手で粘るジェンティルドンナにスピルバーグが伸びてきて並びかける。大外でハープスター、ワンアンドオンリーも懸命に追うが伸び一息。
エピファネイアは最後まで脚が衰えず、最後は抑える余裕で4馬身差のまま1着でゴール。2着はジャスタウェイが粘り、残り100mを切ってジェンティルドンナを交わしたスピルバーグが3着。ジェンティルドンナは4着をキープし、それを交わせずハープスターは5着まで。

エピファネイアはやや掛かり気味に早いペースを先行し、早めに抜け出しながら最後まで末脚衰えず、菊花賞同様にスタミナを見せつける強い勝ち方。今年に入ってからの不振のうっぷんを晴らした。
ジャスタウェイは中団から伸びて力のあるところは示したが、先頭とは離され、距離面の不安を払しょくはできなかった印象。
スピルバーグは前走に続いて好走したが、脚を余すことが多く課題か。ジェンティルドンナは末脚今一つで昨年までの強さは見せられず。ハープスターは故障馬との接触もあり伸びきれず。

エピファネイアはハイペースを先行しながら圧勝。スタミナとスピードを兼ね備え、馬場も気にしないので期待できる。ただし掛かり癖は不安
ジャスタウェイは距離延長にも目途が立ち、中長距離では期待できそう。馬場も問わない
スピルバーグは末脚よくはまると強いが、脚を余すことが多く、東京以外ではどうか
ジェンティルドンナは力はあるが末脚の切れは今一つで、やや勝ちきることは難しいか
ハープスターはアクシデントもあり伸びきれなかったが、末脚、勝負根性ともよく、今後も注目する必要あり

G1実績+最近好調であることが大切。近2走でG2以上の好走歴は必須だが、天皇賞(秋)との相関は低い(6着ぐらいまでOK)。ペースの見極めも必要で、ハイペースならスタミナのある馬、スローペースは切れる馬に注意が必要。牝馬は牡馬相手の重賞勝ちかクラシックの実績(1番人気を含む)がある馬は注意が必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 2 4 エピファネイア 牡4 スミヨン 57 2.23.1 栗・角居 4
2 1 1 ジャスタウェイ 牡5 福永 57 4 栗・須貝 3
3 7 15 スピルバーグ 牡5 北村宏 57 1/2 美・藤沢和 6
4 2 3 ジェンティルドンナ 牝5 ムーア 55 3/4 栗・石坂 1
5 3 6 ハープスター 牝3 川田 53 クビ 栗・松田博 2
払い戻し金
単勝 4
890円(4番人気)
複勝 4
320円(5番人気)
1
320円(4番人気)
15
410円(7人気)
枠連 1-2
970円(3番人気)
馬連 1-4
4,120円(18番人気)
馬単 4-1
7,800円(30番人気)
3連複 1-4-15
19,750円(59番人気)
3連単 4-1-15
91,790円(295番人気)
ワイド 1-4
1,780円(20番人気)
4-15
2,170円(24番人気)
1-15
1,980円(23番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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