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第35回 ジャパンカップ(2015年)

11/29 東京 芝2400m 晴・良 18頭

 

海外の招待馬も交えて、芝2400mで争う中長距離No.1決定戦
今年も外国馬は大物が不在で、G1馬が9頭と昨年よりは落ちる。ラブリーデイ、ゴールドシップなどが人気もいずれも弱点がありオッズは割れぎみ
ほぼ1、2番人気のの信頼性は高く、5番人気までの馬同士で決まることが多いが、時々人気薄の好走もある
  1. ラブリーデイ(2.7倍):宝塚記念、天皇賞(秋)を含む3連勝中も距離延長はやや不安
  2. ゴールドシップ(4.7倍):天皇賞(春)を制するも宝塚記念は大きく出遅れ惨敗。それ以来で東京もどうか
  3. ミッキークイーン(5.0倍):今年オークス、秋華賞の2冠制覇。3歳牝は好成績も古馬牡馬との対戦初
  4. ショウナンパンドラ(9.2倍):昨年の秋華賞馬で宝塚記念3着、天皇賞(秋)4着と牡馬相手に好走
  5. サウンズオブアース(11.3倍):昨年の菊花賞レコードの2着。重賞未勝利も常に好走
    以下イラプト(13.9倍)、ラストインパクト(23.9倍)、イトウ(37.1倍)までが40倍以下

ラブリーデイ:気合乗りよくトモもしっかり。変わりなく良い
サウンズオブアース:気合が乗っていてトモの踏み込みも力強い。外目を堂々とした歩様
ミッキークイーン:気合乗りよくトモも力強い
ゴールドシップ:気合乗りよくクビを使って元気に堂々と歩く。トモもしっかり
ショウナンパンドラ:気合乗りよい。トモはやや浅めも力強い
ラストインパクト:きびきびとした歩様でトモの踏み込みも良い

ほぼ揃ったスタートからゴールドシップは後ろに下げ、外のカレンミロティックがハナへ。アドマイヤデウス、イトウ、ワンアンドオンリー、イラプトが先団で、ラブリーデイ、サウンズオブアースなどが続く。ショウナンパンドラ、ミッキークイーンなどが中団で、ラストインパクト、ナイトフラワー、ジャングルクルーズなどが続き、後方はばらけてトリップトゥパリス、ゴールドシップなどで最後方はショウナンバッハ。
淀みない流れで、1000mは59.3と近年では割と速い流れ。かなり縦長で、逃げたカレンミロティックと後方の4頭がやや離れた形で向こう正面を進む。

3コーナーから後方の馬が徐々に差を詰め、4コーナーにかけては、かなり馬群が詰まってくる。
4コーナー手前でゴールドシップなど後方の馬が外に出し、大きく横に広がって4コーナーを回る。残り500mで先頭のカレンミロティックのリードは2馬身、さらに2番手のアドマイヤデウスと後続の差も2馬身ほども、みるみる後続が迫ってくる。

残り400mを切って馬群からラブリーデイが抜け出し、残り300mでカレンミロティックを交わして先頭。さらに内からラストインパクト、イラプト、外からジャングルクルーズ、さらにショウナンパンドラなども迫ってくる。
残り200mでラブリーデイ先頭も、3/4馬身差で内のラストインパクトが迫り、外では1 1/2馬身差でショウナンパンドラとジャングルクルーズが並び、さらに大外後方からミッキークイーン、ゴールドシップなども伸びようとするが伸び一息。
残り150mぐらいで最内のラストインパクトが馬場中央のラブリーデイより前に出るが、ラブリーデイも粘る。残り100mを切ってラストインパクトがクビ差先頭も2番手ラブリーデイの外からショウナンパンドラがじりじり迫る。さらに最内からジャングルクルーズ、中央でイラプト、外でサウンズオブアースが4着争い。
残り50mを切ってショウナンパンドラがラブリーデイを交わし、さらにゴール数m手前で内のラストインパクトを交わして1着。4着争いは内を伸びたジャングルクルーズがサウンズオブアースを抑え、半馬身差でイラプト、ワンアンドオンリー、ミッキークイーンがほぼ並んでゴール。

ショウナンパンドラは中団から4コーナーはワンテンポ遅れて追い出し、直線はじりじり伸びてゴール直前で前を交わす。馬の勝負根性と、あきらめずに追った鞍上の執念の勝利。
ラストインパクトは最内をついてうまく伸びたが、最後は一瞬の切れで敗れた。
ラブリーデイは早め先頭も伸びきれずやや距離が長いか。ジャングルクルーズは内をついた好走、サウンズオブアースは伸びきれず。

ショウナンパンドラは道中折り合って直線はしっかり伸び、一線級の牡馬相手でも通用する。距離は2000m以上が合う
ラストインパクトは最内を突いた鞍上の好判断もあるが、力的には遜色ない。ただしややじり脚の傾向
ラブリーデイは力のあるところは見せたが、人気を背負って早めに仕掛けた分、末が甘くなった。距離はもつが2000m前後がよいか
ジャングルクルーズは準OPの実績しかないが力のあるところは見せた。東京の中距離重賞は合うイメージ
サウンズオブアースは力はあるが、ややじり脚で追い比べは不利

G1実績+最近好調であることが大切。近2走でG2以上の好走歴は必須だが、天皇賞(秋)との相関は低い(6着ぐらいまでOK)。ペースの見極めも必要で、ハイペースならスタミナのある馬、スローペースは切れる馬に注意が必要。牝馬は牡馬相手の重賞勝ちかクラシックの実績(1番人気を含む)がある馬は注意が必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 7 15 ショウナンパンドラ 牝4 池添 55 2.24.7 栗・高野 4
2 3 6 ラストインパクト 牡5 ムーア 57 クビ 栗・松田博 7
3 1 1 ラブリーデイ 牡5 川田 57 クビ 栗・池江 1
4 2 4 ジャングルクルーズ せ6 北村宏 57 1 1/4 美・藤沢和 17
5 5 10 サウンズオブアース 牡4 Mデムーロ 57 ハナ 栗・藤岡 5
払い戻し金
単勝 15
920円(4番人気)
複勝 15
220円(3番人気)
6
380円(6番人気)
1
130円(1人気)
枠連 3-7
6,230円(21番人気)
馬連 6-15
10,160円(26番人気)
馬単 15-6
18,510円(53番人気)
3連複 1-6-15
6,350円(18番人気)
3連単 15-6-1
53,920円(150番人気)
ワイド 6-15
1,960円(18番人気)
1-15
410円(2番人気)
1-6
890円(8番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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