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第62回 大阪杯(2018年)

4/1 阪神 芝2000m 晴・良 16頭

 

春の古馬中距離G1として去年G2から昇格。G2時代から天皇賞(春)のトライアルとして実力馬が参戦していたが、フルゲートにはなりにくい
昨年ダービー2着で有馬記念4着のスワーヴリチャードが金鯱賞快勝でG1馬5頭を抑えて1番人気も実績ない右回りでやや混戦。
昨秋のG1からの休み明け、あるいは中山記念、京都記念、金鯱賞経由が中心。比較的固く収まることが多く、1番人気は好走確率高い
  1. スワーヴリチャード(3.5倍):昨年ダービー2着、有馬記念4着。右回りはささることもあり良績なし。金鯱賞圧勝
  2. アルアイン(3.6倍):昨年の皐月賞1着もその後未勝利。前走京都記念しぶとく伸びて2着と復活傾向
  3. サトノダイヤモンド(4.0倍):昨年天皇賞(春)3着後フランス遠征も凱旋門賞大敗。前走金鯱賞3着で復活傾向
  4. シュヴァルグラン(9.2倍):昨年はJCを快勝し有馬記念も3着。長距離に良績で久々の2000mはどうか
  5. ミッキースワロー(12.3倍):セントライト記念でアルアインを差して1着。AJCC2着と好調
    以下ペルシアンナイト(16.3倍)、トリオンフ(19.4倍)までが20倍以下

サトノダイヤモンド:落ち着いているが気合乗りよくクビを使って素軽い歩様。トモの踏み込み深い
アルアイン:雄大な馬体で落ち着いて歩く。トモの踏み込み深い
スワーヴリチャード:落ち着いているが気合乗りよく、トモの踏み込み力強く堂々と歩く
シュヴァルグラン:気合乗りよくクビ使って歩く。トモ力強い
ペルシアンナイト:気合乗りよくクビを使って歩く。トモの踏み込みは狭めも力強い
ダンビュライト:気合乗りよい。トモは力強いが踏み込みは浅い

ほぼ揃ったスタートだがスワーヴリチャードが2馬身ほど遅れる。外からヤマカツライデンが押してハナへ。ダンビュライトが続き、ウインブライトなどが先団。サトノダイヤモンド、アルアインが好位で続き、ヤマカツエース、シュヴァルグラン、ペルシアンナイトなどが中団。後方にミッキースワロー、トリオンフ、スワーヴリチャードなどがいて、最後方はマサハヤドリーム。
向こう正面でスローを見越してゴールドアクターが中団から前に行くと、3コーナー手前で後方2番手にいたスワーヴリチャードが一気に進出を開始し、10馬身ほどの馬群をまくって、3コーナー過ぎで先頭のヤマカツライデンの前に出る。
縦長だが、1000mは1.01.1とかなりのスローペース。
スワーヴリチャードの動きにつれて、後方の馬たちも動き出し、一気に馬群が縮まってくる。4コーナー手前で横に広がり、一団で直線へ。

直線に入るとスワーヴリチャードが1馬身ほど抜け出し、2番手にトリオンフ。さらに内からアルアインが迫り、直後にいたダンビュライトはやや脚色が鈍る。代わってペルシアンナイトがじりじりと伸びてきて、その後ろからヤマカツエースも脚を伸ばす。さらに大外からミッキースワローも追い込んでくる。
先頭のスワーヴリチャードは懸命に押して、早めに抜け出したにもかかわらず脚色は落ちず、力強く脚を伸ばす。残り200m手前で内からアルアインが2馬身差2番手に上りトリオンフは失速。その外にダンビュライトが合わせるが、その外からペルシアンナイトが一気に伸びてきて、内の2頭を交わして3番手。その後ろから、ヤマカツエースとミッキースワローが並んでいい脚で追い込んでくる。
先頭のスワーヴリチャードは脚色変わらず伸び、2番手のアルアインも懸命に追うが同じ脚色になる。そこに外からペルシアンナイトが伸びてきて、残り50mでアルアインを交わして2番手。しかしスワーヴリチャードも力強く伸びて、そのまま1着でゴール。3/4馬身差まで詰めてきたペルシアンナイトが2着で、少し切れ負けたアルアインが3着。4着以下は少し離れた。

スワーヴリチャードはスタート悪く後方2番手につかたが、スローとみると向こう正面で一気に動いて、3コーナーでは先頭。そこから長く脚を使いスタミナも十分で押し切る。強い勝ち方で、芝中距離ではかなり力上位の印象。
ペルシアンナイトは中団後方からマイル得意の切れ味を発揮して差し、1位タイの上りで一気に差を詰めて2着。展開も向いた。
アルアインは中団から内を突いてうまく抜け出し、ペルシアンナイトには差されたが差のない3着。ややジリ脚の印象。

ペースにもよるが、基本的に力がある馬が上位に来る印象で、G1実績は必要。近走の重賞実績では、ローカルや京都などの平坦コースよりも、坂のあるコースでの良績が大切。

スワーヴリチャードは向こう正面で後方から一気に進出して先頭をキープして勝つ強い勝ち方。中距離ではコース問わず期待
ペルシアンナイトは切れを活かしてマイルから2000mで強さを発揮。ただしムラがあり安定感は今一つ
アルアインは2000m前後では安定して上位。ただし切れる脚がなく勝ちきれない面あり
サトノダイヤモンドは3歳時ほどの強さ見せられず、やや頭打ちの感もあり。

去年のG1好走からの休み明け、あるいは今年1戦で前走は重賞で好走して調子が上がってきている馬が中心。なお連対馬はG1での好走歴が必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 8 15 スワーヴリチャード 牡4 Mデムーロ 57 1.58.2 栗・庄野 1
2 3 5 ペルシアンナイト 牡4 福永 57 3/4 栗・池江 6
3 4 8 アルアイン 牡4 川田 57 1/2 栗・池江 2
4 2 3 ヤマカツエース 牡6 池添 57 1 1/2 栗・池添兼 10
5 1 1 ミッキースワロー 牡4 横山典 57 クビ 美・菊沢 5
払い戻し金
単勝 15
350円(1番人気)
複勝 15
150円(2番人気)
5
310円(5番人気)
8
140円(1人気)
枠連 3-8
2,410円(9番人気)
馬連 5-15
2,930円(12番人気)
馬単 15-5
3,750円(14番人気)
3連複 5-8-15
2,780円(6番人気)
3連単 15-5-8
17,450円(48番人気)
ワイド 5-15
1,020円(13番人気)
8-15
300円(1番人気)
5-8
640円(6番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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