ややばらついたスタートからレイデオロ、キセキが出遅れ、ワールドプレミアも後方。クロコスミアが前へ行くも、外からアエロリットが押してハナへ。スティッフェリオ、クロコスミア、アルアインが先行し、その後ろにスワーヴリチャード。中団にヴェロックス、その後ろ内にリスグラシュー、外にフィエールマン、アーモンドアイ。それをマークするようにサートゥルナーリア、キセキがいて後方にシュヴァルグラン、レイデオロで最お後方がワールドプレミア。
最初の直線はアエロリットが3馬身差からどんどん広げて逃げ、かなり縦長な形で進む。アーモンドアイは外目をやや掛かりながらポジションを中団まで上げていく。1000mは58.5とかなり速めの流れ。
1コーナー過ぎからアエロリットはどんどん離していき、2コーナーを回って5馬身差をつけて先頭を快調に飛ばす。スティッフェリオ以下は淡々と追走し後方も馬順は変わらず。向こう正面ではアーモンドアイ、リスグラシューともにやや掛かりぎみで抑えて追走。3コーナー手前から後続各馬の手が動き出し、一気に馬群が詰まってくる。3コーナー過ぎで先頭のアエロリットが失速し、後続との差が詰まってくる。4コーナー手前でアエロリットは馬群に飲み込まれ、一気に固まって横に広がり直線へ。
直線に入るとすぐにスティッフェリオが先頭に立つがアルアインがすぐに並びかけ、さらに外からアーモンドアイ、フィエールマンが交わしていく。残り250mでアーモンドアイとフィエールマンが先頭に立つも、すぐに外からサートゥルナーリアが並んでくる。
残り200mでサートゥルナーリアが先頭に立つと、内のアーモンドアイはやや失速。そこに外からリスグラシューが差してきてサートゥルナーリアを一気に交わして先頭。アーモンドアイは内に大きくよれて失速しフィエールマンも後退。サートゥルナーリアが懸命に押すが、リスグラシューは一気に抜けていく。
残り100mでリスグラシューは2馬身ほど抜けると、そこから一気に加速して後続をどんどん突き放し、ゴール前は抑える余裕で、最後は5馬身離して圧勝のゴール。サートゥルナーリアはゴール前で脚色衰えるがなんとか2着を守ってゴール。外からワールドプレミアが差を詰めてくるが、サートゥルナーリアにクビ差まで迫ったところで3着でゴール。4着は内で粘るフィエールマンが入り、後方から伸びてきたキセキが5着。
リスグラシューは中団後方の内を追走し、4コーナーで一気に外に出すと、外から鋭い差し脚を発揮して、ただ1頭34秒台の34.7で上り、最後は5馬身突き放し完勝。道中スタミナを温存し直線で爆発させた鞍上の好騎乗に馬も良く応えた。
サートゥルナーリアはアーモンドアイをマークして中団から外を回しいったん先頭もリスグラシューに一気に離された。最後は脚が上がったが力は発揮した。
ワールドプレミアは最後方から直線だけでよく追い込むが3着まで。アーモンドアイは最初の直線から掛かりぎみになり最後はスタミナが切れて9着大敗。
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